この記録について
トクマスのキラーナンプレ「やさしい」の No.73 を、スマートフォンと同じ大きさの画面で、最初から最後まで解きました。点線の枠が32(2マスの枠が18・3マスが11・4マスが3)、最初から入っている数字が12個、空いているマスが69の問題です。
キラーナンプレのルールは3つです。
- 横の1行・縦の1列・太い線で囲まれた3×3のブロックには、1〜9が1つずつ入る(ナンプレと同じ)
- 点線で囲まれた枠の左上の数字は、枠の中の数字の合計
- 1つの枠の中に、同じ数字は入らない
解く順番は、トクマスのヒントと同じ解き方のプログラムが見つけた順番です。人が解くときと同じように、マスを選んで下のボタンで数字を入れる操作だけで進めました。初めての人向けの記録なので、8手目で1回だけヒントも使っています。
画面の見方
- 枠の合計: 点線の枠の左上にある小さな数字は、枠の中の数字を全部足した数です。
- 点線の枠: 1つの枠の中に、同じ数字は入りません。マスを選ぶと、そのマスの枠の点線が茶色で濃くなります。
- 太い数字: 最初から入っている数字です。動かせません。
- 数字のボタン: マスを選んでから押します。右下の小さな数は、その数字をあと何個置けるかです。
- メモ: オンにすると、候補の数字をマスに小さく書けます。
- ヒント: 次に決まるマスを1つ入れて、なぜそこに決まるのかを説明します。1問につき3回まで無料です。
1〜4手目:引き算で決まるマス
最初に探すのは、最初から数字が入っている枠です。左上の「17」の枠は2マスで、上のマスにはもう9が入っています。残りのマスは 17−9=8 です。
同じように、最初の4手はすべて引き算で決まりました。
- 合計17の枠(3行4列に8)→ 4行4列は 17−8=9
- 合計10の枠(5行1列に8)→ 6行1列は 10−8=2
- 合計12の枠(5行2列に3)→ 6行2列は 12−3=9
トクマスのヒントでは、この考え方を「枠の最後の1マス」と呼びます。枠の中で空いているのが1マスだけなら、合計から入っている数字を引けば決まります。
5手目:ナンプレと同じ「ここしか入らない」
4手目までで、左のまん中のブロック(4〜6行・1〜3列)の空きは3マスになりました。4行7列の「1」を押すと、その行・列・ブロックに色がつきます。4行目にはもう1があるので、4行1列と4行2列には1が入りません。このブロックで1を入れられるのは、6行3列だけです。
ここは、ふつうのナンプレとまったく同じ考え方です。キラーナンプレでも、行・列・ブロックの「ここしか入らない」はいちばんよく使います。この問題では、69マスのうち28マスがこの考え方で決まりました。
6・7手目:組み合わせが1通りの枠
3行目の左にある「3」の枠は2マスです。ちがう2つの数字で合計3になるのは 1+2 だけなので、この2マスには1と2が入ります。どちらがどちらかはまだ分からないので、メモをオンにして2マスに「1」と「2」を書きました。
5手目で6行3列に1が入ったので、3列目にはもう1があります。だから3行3列は2、残りの3行2列は 3−2=1 です。
組み合わせが1通りになる枠は、覚えておくと最初の手がかりになります。
| マスの数 | 合計 | 入る数字 |
|---|---|---|
| 2マス | 3 | 1・2 |
| 2マス | 4 | 1・3 |
| 2マス | 16 | 7・9 |
| 2マス | 17 | 8・9 |
| 3マス | 6 | 1・2・3 |
| 3マス | 7 | 1・2・4 |
| 3マス | 23 | 6・8・9 |
| 3マス | 24 | 7・8・9 |
2マスで合計4が1と3だけなのは、2+2 が「同じ枠に同じ数字は入らない」で使えないからです。この問題には、このような枠が7つありました。
8手目:ヒントを使ってみる
8手目で、試しにヒントを押しました。はじめに「ヒントを使いますか?」とたずねる画面が出ます。押しまちがいを防ぐためのもので、設定の「ヒントの前に確認する」でオフにできます。「使う」を押すと、1行5列に7が入り、理由が出ました。
説明はこうでした。「『合計からしぼる』で候補を絞ると、上のブロックの中で『7』を入れられるのは、このマスだけです。」
「合計からしぼる」は、枠の合計とマスの数から、入りうる数字をしぼる考え方です。たとえば2マスで合計10の枠には、5は入りません。5を入れると、もう1マスも5になってしまうからです。こうして入りうる数字を消していくと、上のブロックで7を入れられるマスが1つだけ残りました。
ヒントは1問につき3回まで無料です。使うと、その問題には「ヒントなし」のボーナスが付きません。
最後まで解いて、結果
このあとは、引き算と「ここしか入らない」をくり返して、最後まで止まらずに進みました。
| 手 | タイム | できごと |
|---|---|---|
| 1〜4手目 | 00:20 | 引き算で4マス |
| 5手目 | 00:33 | ここしか入らない |
| 6・7手目 | 00:57 | 合計3の枠に1と2 |
| 8手目 | 01:08 | ヒント |
| 35手目 | 05:00 | 半分をこえた |
| 69手目 | 09:31 | クリア |
タイムは、1手ごとに8秒ほどあけて操作したときのものなので、人が解く時間の目安にはなりません。
ふり返り:69マスをどう埋めたか
| 考え方 | 決めたマス |
|---|---|
| ここしか入らない(行・列・ブロックの中で、1か所しか入らない) | 28 |
| 枠の最後の1マス(枠の合計から引き算) | 20 |
| 最後の1マス(行・列・ブロックで空きが1つだけ) | 20 |
| この数字しか入らない(そのマスに入れられる数字が1つだけ) | 1 |
数字を入れる前の「合計からしぼる」(候補を消すだけの手)は、11回でした。この1問から分かる、やさしいを解くコツは3つです。
- まず、数字が入っている枠の引き算: 最初の4手は、全部これでした。
- 組み合わせが1通りの枠は、メモに書いておく: 2マスで3なら1と2。行や列の数字と合わせると、どちらか決まります。
- 止まったら、ナンプレと同じ「ここしか入らない」: 69マスのうち28マスがこれでした。
むずかしい段と鬼では、最初から入っている数字が少なくなり、「45の法則」(行・列・ブロックの数字の合計は45)が必要になります。考え方はキラーナンプレのページの「はじめの一手」にまとめています。ふつうのナンプレの考え方はナンプレの最初の1マスの見つけ方をどうぞ。