この記録について
トクマスのノノグラム 30×30の「富士山と湖と朝日」を、スマートフォンと同じ大きさの画面で、最初から最後まで解きました。900マスのうち、塗るマスは509です。
解く順番は、ほかの記録と同じです。上の行から30本、次に左の列から30本を見るのを1周として、行と列の数字から新しく決まったマスを、指でなぞって塗り、塗らないマスには × を付けました。新しく決まるマスがあった行と列は、2周で76本でした。1本ごとに4秒ほどあけて操作しています。ヒントは使っていません。数字の見方の基本はノノグラムの解き方で説明しています。
大きさごとのちがい
トクマスのノノグラムを、大きさごとに同じやり方で解いて数えました(むずかしい段の絵はのぞいています)。
| 大きさ | 行と列を見て進んだ回数(平均) | 何周で解けるか(平均) | 1周目で決まるマス |
|---|---|---|---|
| 10×10(96枚) | 28本 | 2.5周 | 72% |
| 15×15(48枚) | 45本 | 2.7周 | 74% |
| 20×20(32枚) | 66本 | 3.0周 | 73% |
| 25×25(30枚) | 89本 | 3.3周 | 69% |
| 30×30(30枚) | 111本 | 3.8周 | 67% |
1周目で決まるマスの割合は、どの大きさも7割ほどで、あまり変わりません。大きく変わるのは、見る行と列の数(30×30 は10×10 の4倍)と、1本の長さです。30マスの中で「何マス目か」を数えまちがえないことが、30×30 のいちばんの山になります。
大きい盤の画面
20×20 より大きい盤は、のぞき窓の中で拡大・縮小と移動ができる画面になります。30×30 は2.2倍でひらきます。
- 見つけたマス: 塗ったマスの数と、塗るマスの合計(この絵は509)です。
- 塗る・×印・移動: なぞったときにすることを切りかえます。「移動」にすると、なぞったぶん盤が動きます。上と左の数字の欄をなぞっても動かせます。
- 拡大・縮小: 「−」と「+」で大きさを変えます。まん中の倍率を押すと「全体」になり、盤の全部が見えます。指2本でも拡大・縮小できます。
- 5マスごとの番号: 上と左の数字の欄に、5・10・15…と出ます。盤の太い線も5マスごとです。拡大して盤を動かしても、数字の欄はいっしょについてきます。
この記録では、最初に倍率を押して「全体」にし、900マスを1つの画面に入れて塗りました。マスは小さくなりますが、操作したのはプログラムなので、押す場所はずれません。人の指で塗るときは、細かいところほど拡大したほうが押しやすくなります(あとで説明します)。
大きい数字は「数字×2−30」マス
30×30 の行と列には、20を超える大きい数字がよく出てきます。数字が1つだけの行なら、左に寄せた形と右に寄せた形が重なるところは、「数字×2−30」マスです。23行目の「27」なら、30−27=3 なので、両はしの3マスずつをのぞいた24マスが、必ず塗られます。
この絵の下のほうは、24〜29行目の6行が「28」です。28×2−30=26 なので、1行に26マス、6行で156マスが、1周目の行だけで決まりました。反対に、「16」のように半分をわずかに超えるだけの数字は、16×2−30=2 で、真ん中の2マスしか決まりません。1行目と30行目の「0」は、全部に × です。
30×30 の30枚では、何も塗っていない盤で1本ずつ見るだけで決まるマスが平均47%、「0」の行と列が1枚に平均4.4本ありました(15×15 は53%と0.9本)。最初の1周は、大きい数字と「0」を探すだけで大きく進みます。
なぞっているあいだの「○マス」で数える
30マスの行で「4列目から27列目まで」を目で数えるのは大変です。トクマスのノノグラムは、なぞっているあいだ、指の上に「何マス目か」が出ます。
「24マス」と出たところで指を離せば、数えまちがえません。押している行と列の数字の欄も光るので、どの行をなぞっているかも見失いにくくなります。
1周目で、塗るマスの9割
列の30本も見終えると、1周目で塗るマス509のうち464(91%)が見つかりました。トクマスの解き方のプログラムで数えると、900マスのうち765マス(85%)が、1周目だけで決まる絵です。
残ったのは、左上の白いところ(できあがると、ここが朝日のふちになります)など、行の数字だけでも列の数字だけでも決まらなかったところです。1周目で付けた × が手がかりになって、2周目でここが決まります。
細かいところは、拡大して塗る
2周目のはじめの2〜4行目(数字は5・7・9)は、× と塗るマスが入りまじる、細かいところです。「+」を2回押して2.2倍にし、「移動」に切りかえて盤を左上へ動かしてから、「塗る」にもどして塗りました。
2行目の「5」は、6列目から10列目です。拡大すると、上の欄の「5」と「10」の番号と太い線で、「5の太い線のすぐ右から、10の太い線まで」と位置が読めます。
最後まで解いて、結果
「全体」にもどして、2周目の残りの行と列を見ていきました。最後は29列目の「7」で、全部のマスが決まりました。
| 周 | タイム | できごと |
|---|---|---|
| 1周目の行 | 02:11 | 19本。「0」の行に ×、大きい数字の行の真ん中を塗る |
| 1周目の列 | 04:43 | 28本。塗るマス509のうち464が見つかる |
| 2周目 | 06:55 | 29本(左上の3本は拡大して塗る)→ クリア |
タイムは、1本ごとに4秒ほどあけて操作したときのものなので、人が解く時間の目安にはなりません。
ふり返り:30×30 を解くコツ
- 「0」の行と列から: 30×30 は1枚に平均4.4本あります。全部に × を付けると、ほかの行と列の手がかりになります。
- 大きい数字は「数字×2−30」マス: 数字が1つだけの行や列で、16以上なら真ん中が決まります。数字がいくつかあるときは、30から「数字の合計+あいだの1マスずつ」を引いた数だけ、どの数字も左右に動けます。動ける数より大きい数字は、その差のマスが決まります。
- なぞった数で確かめる: 指の上の「○マス」を見ながら塗ると、長い行でも数えまちがえません。
- 5マスごとの番号で位置を読む: 太い線と、数字の欄の5・10・15…の番号を使うと、「何列目か」がすぐ分かります。
- 見渡すときは「全体」、細かいところは拡大: 倍率を押すと「全体」。× と塗るマスが入りまじるところは、「+」で拡大して「移動」で動かしてから塗ります。
1本ずつの数字の見方はノノグラムの解き方に、行と列を何度も行き来する絵の解き方はノノグラム「むずかしい」の解き方に、手が止まったときの見方はノノグラムで手が止まったときの4つの見方にまとめています。