トクマス
ナンプレ

ナンプレのルールと始め方

守ることは3つだけ。計算はいりません。

ナンプレとは

ナンプレは、9×9 のマスに 1 から 9 の数字を入れていくパズルです。「ナンプレ」は、ナンバープレース(Number Place)を縮めた呼び名です。いくつかのマスには、はじめから数字が入っています。残りの空いたマスを、ルールに合うように埋めていきます。数字を使いますが、足し算や引き算はしません。使うのは「ここには入らない」という推理だけです。

ほかの呼び名(数独・Sudoku)

このパズルは、1979年にアメリカのパズル雑誌(デル・マガジンズ)に「Number Place」の名前で載ったのが始まりとされています。日本では1984年にパズル制作会社のニコリが紹介し、はじめは「数字は独身に限る」、のちに縮めて「数独(すうどく)」と名付けました。2000年代には「Sudoku」の名前で世界中に広まりました。

トクマスでは、このパズルの種類をあらわす呼び名として「ナンプレ」を使っています。トクマスの問題はトクマスが作ったもので、上の会社とは関係ありません。

ルールは3つ

  1. 横の1行には、1〜9 が 1 つずつ入ります。
  2. 縦の1列にも、1〜9 が 1 つずつ入ります。
  3. 太い線で囲まれた 3×3 のブロックにも、1〜9 が 1 つずつ入ります。

つまり、同じ行・同じ列・同じブロックに、同じ数字が 2 つ入ることはありません。トクマスの問題は、どれも答えがちょうど 1 つになるように作ってあります。

斜めの並びは関係ありません。斜めにも 1〜9 を入れる決まりを足した別の種類のナンプレもありますが、ふつうのナンプレの決まりは、行・列・ブロックの3つだけです。

本や新聞の問題で答えが 2 つ以上になってしまうときは、問題の数字を写しまちがえていないか確かめてください。解答ツールに入れると、答えが 1 つに決まる問題かどうかがわかります。

534678912 どの行・列・ブロックも、この形になれば完成
1 行に 1〜9 がちょうど 1 つずつ。列とブロックも同じです。

数の話

答えの盤面は、約67垓通り

ルールどおりに 81 マスを全部埋めた盤面(答えの形)は、何通りあるのでしょうか。2005年に、ドイツとイギリスの大学の Bertram Felgenhauer さんと Frazer Jarvis さんがコンピューターで数えて、6,670,903,752,021,072,936,960 通りと求めました。およそ 67垓(がい)通りです。垓は、1兆の1億倍をあらわす単位です。

はじめの数字は、少なくとも17個

答えがちょうど 1 つに決まる問題は、はじめの数字が 17個のものまで見つかっています。何年も前から「17個がいちばん少ない」と考えられていましたが、16個で作れるかどうかは分かっていませんでした。2012年に Gary McGuire さんたちが、16個の問題をコンピューターで残らず探して、1 つもないことを確かめました。つまり、答えが 1 つに決まる問題には、はじめの数字が少なくとも 17個要ります。

トクマスの問題は、いちばん少なくて22個

トクマスの難しさ別のナンプレ 1,800問(6段×300問)を数えると、はじめの数字がいちばん少ないのは 22個で、達人の47問目と鬼の261問目の 2 問です。ただ、数字が少ないほど難しいとは限りません。トクマスでは、解くのに要る考え方で難しさの段を分けています。段ごとのはじめの数字の数と使う考え方は、ナンプレの無料プリントの「難しさの選び方」の表にまとめています。

画面での入れ方

トクマスのナンプレは、空いたマスを押してから、下の数字のボタンを押すと数字が入ります。下の写真は「やさしい」の No.3 をひらいて、2行3列(上から2行目・左から3列目)の空きマスを押したところです。

ナンプレの画面。上に難易度・ミス・スコア・タイム、まん中に9×9の盤、下にもどす・消す・メモ・ヒントのボタンと1から9の数字のボタン。2行3列の空きマスが選ばれ、同じ行・列・ブロックに色がついている。赤い手書きで1から6の番号が書き込まれている
空きマス(2行3列)を押したところ。押したマスは太い枠になり、同じ行・列・ブロックにうすく色がつく。
  1. ミス: はじめの設定では、3回まちがえると終わりです(設定の「3回まちがえたら終わり」をオフにすると、何回でも続けられます)。
  2. 選んだマス: 押したマスは太い枠になり、同じ行・列・ブロックにうすく色がつきます。見比べる範囲がひと目で分かります。
  3. もどす・消す: 「もどす」は 1 つ前の操作を取り消します。「消す」は、選んだマスのメモや、まちがえて入れた数字を消します。
  4. メモ: オンにすると、数字のボタンで候補を小さく書けます(下の「メモを使う」で説明します)。
  5. ヒント: 次に決まるマスと、その理由を出します。右上の数字は、のこりの無料の回数です(1問につき3回)。
  6. 数字のボタン: 右の小さい数字は、その数字をあといくつ入れるかです。9 つ全部入ると、そのボタンは押せなくなります。

最初の1マスの見つけ方

はじめは、数字がたくさん入っているブロックを探しましょう。たとえば、あるブロックにもう 7 つ数字が入っていれば、空きは 2 マスだけ。足りない 2 つの数字を、縦と横の列と見比べて置き場所を決めます。

次に、1 つの数字に注目します。「7 はどこに入る?」と決めて、盤面にある 7 から縦と横に線を引くつもりで見ていくと、7 を置けないマスがどんどん消えていきます。あるブロックで置ける場所が 1 マスだけ残れば、そこが 7 の場所です。

実際の画面で見てみます。盤にはじめから入っている数字を押すと、同じ数字が全部光ります(設定の「同じ数字をハイライト」)。No.3 で 1行7列の 7 を押すと、盤にある 5 つの 7 に色がつきました。1行目と3行目の 7、2列目の 7 から線をひくと、左上のブロックで線がかからないのは 2行3列だけです。

9×9の盤面。光った7のうち、1行7列・3行5列・5行2列の7に赤い丸がつき、そこから左上のブロックへ赤い線が3本引かれている。線のかからない2行3列に丸と番号2
1行目・3行目・2列目には、もう 7 がある。左上のブロックで残るのは 2行3列の1マスだけ。
動画 5秒7 を押して光らせてから、2行3列を押して 7 を入れる。7 のボタンの小さい数字は 4 から 3 に減る。
コツ

1 から 9 まで順番に「この数字はどこ?」と見ていくと、見落としが減ります。トクマスの「やさしい」は、ほとんどの問題がこの見方だけで最後まで解けます。

メモを使う

どちらか迷うマスには、「メモ」をオンにして候補の数字を小さく書いておきます。正しい数字を入れると、同じ行・列・ブロックにあるメモからその数字が自動で消えます(設定の「メモを自動で消す」で切り替えられます)。候補が 1 つだけになったマスは、その数字で決まりです。

さきほどの続きで試します。2行6列は、2行目に 1・2・3・6・7、6列目に 1・5・7・9、上のまん中のブロックに 1・2・7・8 があるので、入るのは 4 だけです。その前に、まわりの3マスにメモを書きました。メモをオンにして、マスを押してから数字のボタンを押すと、数字が小さく入ります。

盤面と下のボタン。2行5列に4・5・9、2行7列に4・9、3行6列に4・6の小さなメモがあり、どのメモの4にも赤い小さな丸。選んだ2行6列に番号2、オンになったメモのボタンに番号1
2行5列(4・5・9)・2行7列(4・9)・3行6列(4・6)にメモ。どれも、2行6列と同じ行・列・ブロックのどこかにある。

メモをオフにもどして、2行6列に 4 を入れます。3つのメモから 4 が消えて、2行7列は 9 だけ、3行6列は 6 だけになりました。この 2 マスは、それぞれ 9 と 6 で決まりです。

動画 5秒メモをオフにして 4 を入れると、まわりのメモから 4 が消える。
4を入れたあとの盤面。2行5列のメモは5・9、2行7列は9だけ、3行6列は6だけになり、9と6に赤い小さな丸がついている
2行7列は 9 だけ、3行6列は 6 だけ。候補が 1 つになったマスは決まり。

行き詰まったら

最初の1マスの探し方は、実際の問題の図を使ってナンプレの最初の1マスの見つけ方でくわしく説明しています。慣れてきたら、ナンプレの解き方のコツで、難しい段で使う考え方を見てみましょう。実際の画面で1問を最初から最後まで解いた様子は、ナンプレ「むずかしい」を1問、実際の画面で解いた記録に写真と動画で載せています。

この問題(やさしい No.3)を解く やさしいナンプレで試す